07-04-16 植木等


「クレイジー作戦・くたばれ無責任」。先日亡くなった植木さんの追悼映画。
植木さんの、本来の性格とは違うちゃらちゃらした役を演じることに本人は一時期ずいぶん悩んだ、という大ヒットシリーズの無責任男だが、良きにつけ悪しきにつけ魅力的なキャラであったことにまちがいない。なによりも生き生きとしているその姿は植木等という役者の個性と切り離しては考えられない。
 自分は泉昌之で漫画家になり、この歳まで漫画家を続けてこられた。最初は無邪気に楽しんでいられたのだけど、それなりに認知されるようになってから作品と自分とのギャップに苦しんだ。自分であって自分ではない存在。あんなものはボクじゃないよ、と言ってしまうことはそれを面白いと言ってくれる人達をシラけさせるだけだ。
そんなことを考えてしまうのも、以前植木さんが無責任男をあんなものボクじゃないよ、と話していたからで、植木さんが本当はどういう人であれ、クレイジーでの植木さんは魅力的で、どこまでも植木等というキャラを演じて欲しいと思った。
他人とは、勝手な思い込みでその人を見てしまう。けれどもそれはあながち間違っているわけでもなくて、その人の中にそういう要素が要因がある、ということではないだろうか。とはいえそれはその人の一面でしかないのも事実だ。

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2007年11月26日 未分類 トラックバック:0 コメント:0