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08-10-29 ディラン・ModernTimes


 「Dylan/ Modern Times」はディラン晩年の最高傑作だ。
 シンガーになる前から、音楽についてとことん考えてきたであろうディランの、これは遺言と言っていいアルバムだ。
 老年に至るまで人間というものについて考え続けてきたその重みが、歌詞にもサウンドにも溢れんばかりに滴っている。
 けっして人生を達観するのではなく、自分なりにとらえた世界観をうたうディランの率直さは、悟りの道など語るエセ禅師などよりよほど美しい。
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2012年12月13日 未分類 トラックバック:- コメント:-

08-10-08 荒俣 /帝都


 「帝都幻談 /荒俣宏」読了。上下2冊刊
 久々の荒俣本。物語世界の構築にいよいよ磨きがかかり、実に面白く読めた。
 作家にとってもっとも大切なことは、真理の探究ではなく、真理を探究する人の姿を描くことだ。
 真実がつまらぬ結果を導くものであれば、それは作家の描くものではない。荒俣さんの描く世界はそれが徹底されている。森羅万象すべてが研究材料、興味の対象だ。
 正義とは何か、を訴えるのではなく、正義とは何かを訴える人を描くのが作家の仕事だ。
 観察者に徹すること。この2つは似ているようでまるで違う。
すべてが「無」であり、「空」である、という。作家の目的は、それを知ることではなく、そこに至る過程を描くことだ。
 だけど、それに徹しきれないのもまた作家の作家たるゆえんでもある。

2012年12月10日 未分類 トラックバック:- コメント:-

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