07-06-23 心の支え


 現実は残酷だ。締め切り守れなくても、例え落とすことがあっても作家がちやほやされるのは単行本が売れる人だけだ。オレみたいに出しても普段は1万部も売れず初版絶版になるような中堅は今は単行本も出してもらえない。例え面白いものを作っても売れなければこの業界では生き残れない。
 それでも仕事があるうちは、それが単行本にならないようなものでも懸命に描き続けるしかない。つまらない仕事だから手を抜こうなんて考えていたらそんな仕事すら来なくなる。「巨人の星」の飛雄馬の玉拾いと同じだ。「オレは日本一の玉拾いになってやる」くらいの気持ちでやらないと気持ちが切れてしまう。う~ん、子供の頃に読んだ梶原先生の原作は大人のオレの心の支えになってるなぁ。「あしたのジョー」の「明日のために、その1」ってのも。
 一部の読者にチヤホヤされたって、例えそれが心の支えになったって生活の支えにはならない。というより、そういう読者のほとんどがファンというフィルターを通して見ているから厳しい批評が返ってこない。厳しい批評は心に痛いがバネにはなる。バネにはなるが、う~ん心に痛い。

明日のために描き続ける以外に道はない。修羅の道だなぁ。お池に帆かけてしゅら...。
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2008年06月26日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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