01-07-23 人体実験 ネット日記より

以前みうらくんがこんなことを言った。
「ひとは壮大な実験の中を生きているんだ」
実はこのひと言がその後の自分の人生を決定づけた、といってもいいかもしれない。

自分探し、なんてことを言ってる人のほとんどが絶対自分なんか見つけられないのははっきりしている。いやな面もある自分を認めようとしないで自分はもっと何か価値のある人間だと思いたい。私にはきっと何か才能があるはずだ。こんな私は私じゃない。こんな私は嫌いだ。もう根本がまちがってるね。今の自分を認めること、そこから自分探しが始まるんだ。自分を映す鏡は自分じゃなく他人だ。他人から見える自分こそが自分なのであって、自分が思い描く自分なんてものは過大評価も著しい、それこそ池に映った月と本物の月くらいの差38万キロくらい離れている。テープレコーダーで録った声が自分の声に聴こえないのと同じだ。
 臭いものにふたをして外面ばっかり良く見せようとするからふたをした内面はさらに腐ってどろどろだ。ふたを取ることから始めないと。
自分は何がしたいか、じゃなく、自分は何ができるか、から始めないと。

しかしこういうのはかわいいね。真面目だし。やっかいなのは、自分はなんでもわかってるよー、みたいな気になってるタイプ。オレみたいな。なあにこんなヤツに限ってなんにもわかっちゃいない。ちょっと突っ込まれるとあたふたしちゃってオレなに言ってんだろバカじゃねぇの、ってなっちゃうんだから。そのくせ他人に対しては厳しいことばかり言う。

実験ですよ実験。自分はいったい何者なのか、なんてことはその場その場になってみないとわからない。言いたいことも言えない自分、バカなことをやっちゃう自分、ああそうか自分ってこんなヤツなんだ、やってみてわかることがいっぱいあるんだ。やってみないとね。生きるって生身の自分の体を使って実験してみるということなんですよ。
 自分じゃやらずに人の揚げ足ばかりとってる人には絶対に真実の世界は見えてこない。まあ、そんなもの見えてこなくってもいいんですけどね。なんとなくうすうすわかっちゃいるけど見たくない、って気持ちもあるしね。挙句の果てに人間不信なんてことになっちゃったらそれこそ人生ムダにしちゃいますからね。自分探しなんてロクなことないですよ。揺れ動く自分。それが人間なんじゃないですかね。
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2006年05月31日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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