14-07-01 集団的自衛権の報道に関して

世の中のほとんどの人は、自分の聞きたいことしか聞きたがらないし、聞きたくないことには耳をふさいで相手の言を遮断してしまう。そうして、本当なら別の選択肢もあるはずの事柄を、さもこれしかない、というように声高に叫んでしまう。それこそがもっとも危険な思想だということがわからないのだろうか。
世の中のほとんどの人は、自分の見たいものしか見ていないし、見たくないものには目を閉じて見なかったことにしてしまう。そうして本当なら別の側面もあるかもしれない事柄を、一方向から断じてしまう。それこそがもっとも間違った判断を下してしまっているかもしれない、というふうには考えないのだろうか。
自分の考えは間違っているかもしれない、というところから始めなければ何も変わらないし、変わりようがない。

集団的自衛権の行使容認の是非についてはおくとして、子供が戦争に行くことになるのではと心配です、という意見(朝日新聞声欄)には論理の極端な飛躍を感じてしまう。この投書を採用した朝日新聞は、まるで戦争が起こることを期待しているような取り上げ方だ。そらみたことか、と言わんがために。いずれにせよ朝日新聞の煽り方は常軌を逸している。
日本は徴兵制ではないのだし、一般人が戦争の現場にいくことはほとんどありえない。
ヒステリックな反応は冷静な判断力をなくし、かえって悪い方に転がっていってしまうことが多々ある。
朝日声欄の反応の中には「安倍を殺せ」というツイッターまで出てきている。
健康のためなら死んでもいい、という冗談と同じで、平和のためなら殺してもいい、というのは主客転倒だ。まさにその発想が暴力を生み、戦争を引き起こしていくのではないのか、と危惧する。

民主主義というのは、みんなが勝手なことを言っても許される社会だ。それぞれの立場を尊重することがもっとも大事なことで、相手の言うことを聞かずに自分の意見だけを押し通そうとすることは、どちらの側であれ正しいとは言えない。
スポンサーサイト

2014年07月03日 未分類 トラックバック:- コメント:-