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05-11-24 ダンドリくんBLACK (その2)

05-11-24
 昨日の昼の「ダンドリくんBLACK」の打ち合わせからどうにも気がノラない。これまでも何度も久住と仕事を続けていくのはイヤだ、と思ったことはあるが、仕事だから、と割り切って、職業として徹していくつもりで乗り切ってきたがどうにもこの企画はノレない、気が重い。
 「新さん」(‘97)あたりから久住の原作には興味を持てなくなってしまった。二人でやってきて面白かったのは、そこに自分が反映していたからだ。自分でも面白いと思える世界がそこにあったからだ。「新さん」は当初僕が想像していたものとは随分違うものになってしまった。勝新をイメージして始まったはずなのに、だらしない男のだらしない漫画になってしまった。僕がもっとも嫌う久住のだらしない部分が前面に出た漫画になってしまった。
 思えばそこがターニングポイントだった。久住が、自分ではない誰か、から自分のことを描くようになってだらだらした漫画が何本か続き久住の描くものに面白さを感じられなくなってしまった。
 久住の描くものに面白さを感じていたのは、他人を見る目、に独特の面白さがあったからだ。それと物語に緊張と緩和をふくませる作りが実にうまかった。その落差が大きければ大きいほど話は面白い。だからそれに比べて彼が自分のことを書いたエッセイなどはだらだらしているばかりでちっとも面白く感じられなかった。
 さらにそのころから久住の原作がどんどん遅れてくるようになった。無計画にいろんな仕事を並行して進めて、その結果時間がきっちり取れなくなって細切れで原作が送られてくる。先の見えない原作を送られてどうやって気持ちを盛り上げて描けと言うのだ!原作が細切れで送られてくる度になんども気が滅入ってしまった。それを許してしまった俺にも責任はあるが、あまりにも締め切りがまじかに迫り少しずつでも進めるしか仕方がなかったのだ。
 気がつけばそれが常態になってしまい、俺や編集が電話をするまで久住は原作を描いてこないようになってしまった。

05-11-27
 夜、久住、シーズ編集と「ダンドリくんBLACK」取材予定だったが、このままでは続けられない旨話をつけることにし、近くの居酒屋へ。約3時間、言いたいことは一応全部吐き出してきた。即答はできない、と言われたがいずれにせよ今回限りにさせてもらう。
 元々が単行本描きおろしの企画として始めたもので、格安の原稿料でも出ないよりマシと思って引き受けたのに原稿がたまりだしても一向に単行本にする企画を進めてもらえない。久住がぶんか社に持ちかけて単行本企画が通ったので、ここらが潮時だった。漸く重い荷物を一つ降ろした気分。
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2006年06月24日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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